フィギュアスケートBVとGODの意味とは?PCSやTSSにDedなど演技得点新ルールや変更について
フィギュアスケートの大会を見ているとテレビ画面にBVとGODという文字が表示されますが、これは一体どういう意味なのでしょうか?
2018年11月にBS朝日テレビでフィギュアスケートグランプリシリーズのフランス大会を観ていたときに画面左上にこのアルファベットの文字が表示されていました。
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— ハルキ (@haruki5186) 2018年11月25日
このページではそんなBVとGODの意味や、PCS、TSS、そしてDedなどその他の得点ルールについてもご紹介していきたいと思います。
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BVとGODの意味
BVとはジャンプ・スピン・ステップなどの技術の基礎点数。
そしてGODは技の出来ばえ点になります。
ISU(国際スケート連盟)2018-2019シーズンから、シングルとペアの演技要素の価値尺度 (Scale of Values/SOV) に関するルールを新しく改正。
それにより、GOE(出来栄え点)は7段階採点(+3~-3)から11段階採点の(+5~-5)へと変更。
1段階上がったり下がる毎に10%増減されます。
ジャンプの基礎点も4回転半が2.5点減の12.5点。
ルッツは11.5点、フリップ11.0点、ループ10.5点、サルコー9.7点、トーループ9.5点と4回転の減点が目立ちます。
ちなみにその他のフィギュアスケート用語は下記のとおりです。
- BV:ジャンプ・スピン・ステップなどの技術の基礎点数
- GOE:出来栄え点
- Ded:減点
- PCS:ファイブコンポーネンツとも呼ばれている構成点や昔の芸術点
- TSS:総合得点(TES+PCS – Ded)
4回転ジャンプが減点されたことにより、得点が伸びないのでは?と思いがちですが、たしかにそういう一面もあります。
また男子はフリースケーティングの演技時間が4分30秒から女子と同じ4分へと短縮。
ジャンプの数が8本から7本に減ってはいますが、短い時間で体力的には以前よりキツいものとなったと言えるでしょう。
新ルールに変わることにより、調子がよくてジャンプが成功すれば得点は上がりますが、逆に転倒やミスがあると一気に得点が落ちるというきつい戦いになります。
今までより質の高いジャンプや演技要素により、より一層フィギュアスケートの演技全体の完成度は高くなり観る側も面白くなっていくでしょう。
おそらく引退していったレジェンドたちは、自分たちのときに改正しなくて良かったと思っている方もいるのではないでしょうか。
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