公開日: 2018/03/17

グラチャンバレーの意味とは何？名前の由来やどんな意味があるの？

2018年3月17日

バレーボールの試合を見てたらアナウンサーが

『グラチャン、グラチャン』って何度も連呼していたけど

グラチャンとはどんな意味なの？

名前の意味や由来は？

今回はそんなグラチャンの意味や大会のスタートした歴史についてご紹介します。

グラチャンバレーとは、『ワールドグランドチャンピオンズカップ』、又は、『ワールドグランドチャンピオンズ杯』。

英語表記では『FIVB World Grand Champions Cup』で、名称が長いので日本では『グラチャン』と呼ばれています。

グラチャンバレーは国際バレーボール連盟（Fédération Internationale de Volleyball）、略してFIVBと呼ばれている連盟が主催している大会で、4年に1回、オリンピックの翌年に開催されます。

初めて開催されたのは1993年。

開催地は必ず日本。

ゴールデンタイムに必ず日本の試合が地上波テレビで生中継されるよう設定されるので、他の世界大会と比べても日本国内は非常に盛り上がります。

元々グラチャンは日本バレーボール協会が主催して始まった大会だからなんです。

現在のグラチャンは男女ともに賞金のかかかった試合ですが、その前は男子にしか賞金がかかった試合はありませんでした。

それを憂いた？大林素子、中田久美、そしてキューバのミレーヤ・ルイスの3選手が当時バレーボール世界連盟会長だったアコスタ氏に直談判したのがグラチャンがスタートしたきっかけだと言われています。

スタート当初は試行錯誤しながらルールの改正や出場国の選定などを行い、2017年の大会では男女ともに6カ国づつが集いナンバーワンを決定する戦いとなりました。

『2017年女子出場国』

中国、アメリカ、ブラジル、ロシア、韓国、日本

『2017年男子出場国』

アメリカ、フランス、イタリア、ブラジル、イラン、日本

なお、FIVB抽選規程に基づいて開催国である日本は指定試合を2つ選ぶことができるという特権があります。

2017年の中田久美監督が率いる全日本女子バレーチームは初戦に韓国を指名しました。

日本にバレーボールを普及させるという貢献もある一方、2017年には試合中にもかかわらずサーブ直前までガンガンに会場で音楽をかけたり、DJのアナウンスがうるさいといった問題点も一部ネットで批判されています。

あからさまにマイクを使った大音量で日本を応援するDJ。

試合の途中途中でこれまた大音量で音楽を流すなど、マナーはどうなっているの？と、日本人として恥ずかしくなってしまいました。

また、地上波での放送ではバレーボールについて全く知らないタレントを出演させ、同テレビ局の番組宣伝をするなど、グラチャンとは全く関係のない商業的な一面が色濃くでています。

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