中田久美監督タイムアウトのタイミング遅いし悪い?もっと早くの方が良いんじゃ?輪の中に入らないのはなぜ?
全日本女子バレーボールチームが中田久美監督に変わってから、ずいぶんチームの特色が変わってきましたね。
特にサーブが良くなってきて、相手チームの体制を崩してスパイク力を弱める戦術が上手く機能し始めたようです。
身長の低い日本はブロック力やスパイク力が強くないので、これが上手く機能すれば2020年の東京オリンピックでもグッとメダルが近づいてくるでしょう。
そんなことを考えながら今開催されているネーションズリーグを見ていてふと思ったことがあります。
それは、中田久美監督のタイムアウトのタイミングが少し遅いのでは?ということです。
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全日本チームが5点連続で点を取られたり、完全に流れが変わってからタイムアウトを取ったりする時があるように思います。
個人的にはもうちょっと早いタイミングでタイムアウトをかけて欲しいなー。
ちなみにタイムアウトの回数制限は各セット2回ずつまで。
1セットに付き30秒間で、使わなくても次のセットに持ち越すことはできないんです。
8点目に1回、そして16点目に2回目のテクニカルタイムアウトが自動的に適用されるので、無駄にタイムアウトを取るのは避ける必要があります。
でも、見ているとここはタイムしてよーって思う場面が多いんですよね。
これどうにかなんないのかなー。
あと、タイムアウトの時に中田監督は輪の中に入らない時があるのはなぜ?ってツイートしている人がいるようですね。
これは、「選手自身に考えて行動させる」という中田監督の方針なんです。
プレーさせられるのではなく、プレーする。
バレーボールは他のチーム競技と比べて一瞬の判断ミスが命取りになります。
それに中田監督は久光製薬スプリングス時代から、タイムアウトで細かく指示することはありませんでした。
なので、トルコ人のアクバシュコーチや豊暉原コーチが指示を出すことの方が多いんです。
豊暉原峻コーチはいつもパソコンを手にして相手チームを分析している姿がテレビでも放送されていますよね。
全日本女子バレーでは初の外国人コーチとして注目されているフェルハト・アクバシュさんは、トルコ女子代表チームのヘッドコーチを努めていた方です。
身長は196センチ。
コーチ就任が決まった後のインタビューでは、日本での最初の目標は「世代交代」だと話していました。
中田監督もチームの若返りを考えているようで、19歳のセッター関菜々巳選手をネーションズリーグ2019で積極的に起用。
アウトサイドヒッターも長内美和子選手や中川美柚選手を起用するなど、東京オリンピックに向けて大改造中です。
東京オリンピックではネーションズリーグから更にメンバーが絞られるので、この大会で結果を出せない選手は生き残れないかもしれません。
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