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なつぞら物価の価格は現在の値段でいくらか価値の違いが分からない?大卒高卒の給料や牛乳&郵便の料金について

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戦前戦後の混乱期の中、両親を失い北海道の家庭で暖かく育てられた奥原なつ(広瀬すず)。

ドラマの中で「なつ」は兄に出す手紙の10銭が欲しくて、柴田家の富士子(松嶋菜々子)に「あの、手紙を出す10銭、貸してもらえませんか?」と申し出る。


10銭といえば1円の10分の1ですが、戦後当時と現在ではお金の価値が全く違います。

また、なつの幼馴染の山田天陽の家が出荷する牛乳は不当な仕入れ値で買い叩かれていたことがわかり、なつの祖父・泰樹(草刈正雄)は天陽の家を助けるために農協に協力することを決心したのです。

なつぞらを見ていると、どうしても当時の物価の価値と、現在の物価の価値に違いがあるのでどれくらい辛い思いをしているのか分かりづらいと思います。

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そこでこのページでは前後の昭和時代の物価は現在と比べると幾らくらいになるのか調べてみました。

また、大卒と高卒の初任給もご紹介したいと思います。

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なつぞら物価

なつは1937年(昭和12年)生まれ。

幼少の頃の大卒の給料は80円くらいという時代です。

10銭の切手を欲しかった位の年齢より、およそ5年後ではありますが、巡査の初任給は4,000円という時代でした。

大卒
初任給
高卒
初任給
1940 75~80円 中卒 42円
1950 4000円(巡査初任給)
1955 11,000円 6,600円
1960 13,000円 8,200円
1965 23,000円 16,000円
1970 37,000円 28,000円
1975 84,000円 70,000円
1980 110,000円 93,000円
1985 140,000円 110,000円
1990 170,000円 130,000円

 

  • 1945年(昭和20年)・・・はがき5銭、封書10銭
  • 1946年(昭和21年)・・・はがき15銭、封書30銭
  • 1947年(昭和22年)・・・はがき50銭、封書1円20銭
  • 1948年(昭和23年)・・・はがき2円、封書5円

戦後のインフレでたったの3年の間にはがきは40倍の値段。

封書にいたっては50倍にまで値上がりしています。

物資が不足していたので物価はうなぎのぼりに急騰。

バブル時代の物価上昇が霞んで見えるほどです。

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では牛乳はいくらくらいで売り買いされていたのでしょうか。

1本=200ml

  • 1946年(昭和21年)・・・1円81銭
  • 1948年(昭和23年)・・・11円7銭
  • 1955年(昭和30年)・・・13円50銭
  • 1970年(昭和45年)・・・25円
  • 1980年(昭和55年)・・・57円
  • 1999年(平成11年)・・・85円

牛乳もやはり終戦直後の物資不足で価格は急騰。

この急激な価格変動を見ると闇市が賑わっていた理由がわかるような気がします。

なつが高校時代のときに天陽くんの牛乳が不当な値段で買い取られていたのは、1955年(昭和30年)ごろの13円50銭でしょうか。

その場合、高卒の初任給は6,600円。

大卒は11,000円です。

2018年の高卒の初任給は167,249円。

大卒は206,333円なので、牛乳はかなり高価な飲み物だったことがよくわかります。

それをバターやアイスクリームにして販売しようとしたり、演劇のときにアイスを無料で配っているのだから、ドラマでなつの家は結構思い切ったことをやっていたんですね。

それにしても、うっとりしちゃうくらいイケメンと美少女です(笑)

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