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サニブラウンはなぜ速い?強さの秘密はムキムキの筋肉と練習メニュー?

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サニブラウンの経歴やプロフィール

出典:http://www.jaaf.or.jp

 

  • 本名:サニブラウン・アブデル・ハキーム(Abdul Hakim Sani Brown)
  • 出身:福岡県
  • 生年月日 1999年3月6日生まれ(18歳)
  • 身長: 188cm
  • 体重: 74kg

 

【自己ベスト記録】

  • 短距離100m:10秒05
  • 短距離200m:20秒32

 

サニブラウンは福岡県出身で、もちろん日本人国籍を持つ日本人。

 

ガーナ出身の父親・ラティフさんと日本人の母親・明子さんのの間に生まれたとはいっても日本育ちだから日本語がネイティブだ。

 

兄弟は7歳年下の弟・ハナン君がいて、ハナン君はお父さん似だがサニブラウンはお母さん似。

 

小学校時代はサッカー少年だったサニブラウンだったが、母親の勧めがきっかけで陸上競技に転向している。

 

サッカーではフォワードをしていたということだから当時から足は速かったようだ。

 

高校1年生時に第69回国民体育大会100m(少年B)に出場し、10秒45で見事優勝。

 

2年生のときに出場した第9回世界ユース陸上競技選手権大会では、100mに10秒28を叩き出し面白いように記録が伸びている。

 

また、この時走った200mでは20秒34でやはり優勝している。

 

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そして2016年に開催された第101回日本陸上競技選手権大会男子100mの決勝で、自己ベスト記録となる10秒05で優勝。

 

しかもこのレースは突然の雨の中で行われており、雨が降らなかったら9秒台に突入していた可能性があったとも一部でいわれている。

ネーションズリーグ男子バレー2018テレビ放送日程時間&ネット配信中継スケジュール

 

サニブラウンの筋肉は凄いは本当?

 

父親がガーナ人というと、サニブラウンもムッキムキの筋肉なんじゃ?って思いがちだが、そんなにごっつい筋肉ではない。

 

それどころか意外に体の線は細いのである。

 

この画像写真をみても明らかだが、ヒョロヒョロっとした感じ。

 

 

走っている時もかなり細く、これは母親の明子さんの体格を受け継いだのだと思われる。

ネイションズリーグ女子バレー2018テレビ放送日程時間やネット配信中継スケジュール

 

サニブラウンの速さの秘密

 

わずか18歳にして100m10秒05の記録を持つサニブラウン。

 

ごっつい体でも、太い筋肉を持っているわけではないが父親はガーナで元サッカー選手。

 

そして母親の明子さんは陸上のハードルをやっていたというアスリート一家。

 

やはり肉体的には元々素質があったようだ。

 

前述では母親の勧めでサッカーから陸上に転向したと書いたが、おそらくサッカーより短距離走の方が向いていると判断したのだろう。

 

体格的にも確かに短距離向きだ。

 

世界最速の男と言われるジャマイカのウサイン・ボルトは身長195cmで体重94kgと大型の選手だが、通常ここまで体が大きいとスタートが遅くなるので100mには向かないといわれている。

 

その証拠にいつもスタートでは他の選手より遅れてスタートし、中盤から後半にかけて一気に加速して抜いている。

 

ボルトだからこそできる走り方だ。

 

一方、サニブラウンは身長188cmで体重は74kg。

 

自己ベスト9秒74を持つジャスティン・ガトリンの身長は185cm。

 

そしてロサンゼルスオリンピックやソウルオリンピックで金メダルを獲得した短距離の英雄・カールルイスの身長はサニブラウンと同じ188cm。

 

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しかし体重は88kg。

 

ジャスティン・ガトリンの体重も79kgとサニブラウンより5kgも多い。

 

サニブラウンが9秒台を目指すには肉体改革も必要だが、南アフリカやオランダ、そしてアメリカでのトレーニング方法が彼の持っている走りの概念を覆し、更に速く走れるきっかけとなったようだ。

 

足場の悪い砂場を歩くトレーニング(ただ歩いているように見えるが、バランス感覚を養う大切なトレーニング)。

 

抵抗のあるプールの中でゆっくりと歩きながらフォームをチェックするトレーニングも行なっている。

 

速く走るためにはフォーム作りが重要なのだ。

 

 

また、もも上げなどの基礎練習にも力を入れている。

 

日本にいる時は上がらなかったももが、いまでは腰の辺りまで上がるようになった。

 

『高校時代はウォーミングアップの一貫でやっていた基礎練習が、今は走りを作り上げるための基礎練習になってきたのかなと言うのを感じています。』

 

そうテレビのインタビューで応えるサニブラウン。

 

また、新しく筋力トレーニングも取り入れた。

 

下半身を支えるため、上半身の筋肉アップ。

 

その筋力アップにより2016年のゴールデングランプリと比較すると、2017年の日本選手権では中盤のトップスピードが11.20/秒から11.50/秒にアップ。

 

このレースで1位だったガトリンが11.55/秒だったことを考えると世界トップレベルのトップスピードにまで成長。

 

サニブラウンの走りについてカールルイスは『彼はとても良い選手だ』と言っている。

 

ここで気をつけなければ英語でどう表現しているかということ。

 

グッド・アスリートではなく、最高を意味するグレート・アスリートと話していた。

 

英語でグレートは普通の選手には使われない。

 

またジャスティン・ガトリンも素晴らしい才能の持ち主(グレート・タレント)とコメント。

 

世界のトップ選手にグレートといわしめるサニブラウンは間違いなく近いうちに10秒を切るだろう。

 

2017年の秋からはアメリカのフロリダ大学に進学し、練習拠点も移すことになった。

 

世界トップのコーチと練習設備の下、サニブラウンはさらなる進化を遂げようとしている。

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