佐藤美弥右肩のテーピング理由は怪我や故障?東京オリンピックで正セッターの可能性
全日本女子バレーボールチームのセッターとして登録されている佐藤美弥(さとうみや)選手ですが、2019年に入って国際大会での出場機会が増えてきましたね。
以前は岡山シーガルズの宮下遥選手が正セッター候補ナンバーワンだったのですが、中田久美監督に変わってからグッと出場機会が減っています。
5月から開催されているネーションズリーグ2019には、世界バレー2018で起用されていた田代佳奈美選手や冨永こよみ選手も第2週目のラウンドにも出場せず、俄然、佐藤美弥選手が正セッター候補として勢いを増しているようにも見えます。
そんな時、ネーションズリーグを見てて気になったのは佐藤美弥選手の右肩のテーピングです。
ガッチリ固めてプレーをしていますが、実は以前右肩を脱臼して戦線離脱していた時があったんです。
\くっそかわいいーーーー!!!/#奥村麻依 #佐藤美弥 pic.twitter.com/qcoMLJkkaW
— もーりー (@3yyy1312) 2019年5月29日
そのため、全日本女子バレーのメンバーに登録されていても出場機会は無し。
バレーボールはその競技の特徴故に、脱臼している選手が多いんです。
現在全日本でキャプテンを務めている岩坂名奈選手も肩を脱臼。
それだけでなく、左足靭帯も損傷。
古賀紗理那(こが さりな)選手も膝を怪我するなど、バレーボール選手は他のスポーツと比べて体中に怪我を抱えながらプレーしている選手が多いんです。
気になるのは、東京オリンピックで誰がセッターとして選ばれるかですよね。
セッターは司令塔と呼ばれており、勝敗を分けてしまうポジション。
いちばん重要なところです。
2019年6月現在、佐藤美弥選手がネーションズリーグで1番起用されるなど、中田監督は佐藤選手をかなり期待しているようです。
そして、いま1番中田監督が目をかけているのは若干19歳で代表メンバーに選ばれた関菜々巳選手でしょう。
強豪の東レでセッターとして活躍している、今1番注目されている選手です。
早いトスワークと、ミドルを多様する度胸の良さ。
低いボールでもスパイカーが打ちやすいよう、両膝を付きながらオーバーで上げる姿勢。
19歳とは思えない判断力と攻撃的な戦略が功を奏し、モントルーバレーマスターズでは世界ランク1位の中国を破っちゃったんです。
中国はベストメンバーでなかったとはいえ、苦手としている強豪中国を破ったことは中田監督もビックリだったでしょう。
その活躍が認められ、ネーションズリーグ2019での対中国戦でも関菜々巳選手はスタメン起用。
残念ながら0-3のストレート負けでしたが、関選手の良さが垣間見れた試合でもありました。
課題も残りましたが、それさえクリアできれば東京オリンピックの代表に選ばれるかもしれません。
東京オリンピックの前にワールドカップが2019年9月に開催されます。
このワールドカップで代表メンバーの大枠は決まってくるでしょう。
佐藤美弥選手がこの大会で出場数が多ければ、東京オリンピック出場は間違いないのではないでしょうか。
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