公開日: 2017/08/26 更新日: 2019/05/24

新鍋理沙が引退を決意？時期やその理由とは？現役最後は東京オリンピック？

2017年8月26日

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新鍋理沙（しんなべりさ）
生年月日：1990年7月11日
出身地：鹿児島県姶良郡福山町
身長：173cm
体重：64kg
血液型：B型
所属：久光製薬スプリングス
指高：225cm
利き手：右
スパイク：295cm
ブロック：287cm

新鍋理沙選手は具体的な引退理由を述べたことはありませんが、

おそらく度重なる怪我で思うような結果が出せなかったのが原因ではないかと思います。

高校時代から春の高校バレーやインターハイで主力選手として活躍。

卒業後、久光製薬スプリングスへ入団すると翌年からレギューラーとなり、プレミアリーグの最優秀新人賞を受賞。

2011年には全日本女子バレーボールチーム登録選手となり、翌2012年にはロンドンオリンピックで銅メダルを獲得。

高校から社会人へと順風満帆な選手生活を送るものの、度重なる怪我のため2015年は全日本登録を辞退することに。

2016年のシーズンには現役引退について悩み、岩坂名奈選手とお互い相談しあっていたことを告白しています。

一時は本気で引退まで考えていた新鍋理沙選手。

そんな彼女に突然転機が訪れます。

中田久美（なかだくみ）の全日本女子バレーボールチーム監督就任の一報です。

中田久美といえば、久光製薬スプリングスの元監督。

このとき新鍋選手は、同期で同じ久光製薬スプリングスの岩坂名奈と

また中田監督と一緒にバレーボールをやってみたい

と相談していたといいます。

まだ前全日本に呼ばれていないのに、新鍋選手のバレーボール魂に再び火が灯った瞬間でもありました。

そういえば前全日本女子キャプテン木村沙織選手も一度は引退を決意したものの

再び現役続行を宣言。

全日本のキャプテンとしてリオ五輪でのメダル獲得がモチベーションになったといわれています。

おそらく新鍋理沙選手も同じなのではないでしょうか。

常に日本女子バレーボールのトップ選手として走り続けていたものの

度重なる怪我や不振で一度は全日本を辞退。

その彼女は今では2020年東京オリンピックを目指して頑張っています。

中田監督のもと、スタートからまたも怪我で戦線を離脱したものの程なく復帰できたのは、オリンピックという大きな目標があるからではないでしょうか。

同じ年の長岡望悠選手も手術で長期離脱するなど、怪我の多い年齢ですが、全日本チームとしては欠かせない存在です。