バレーボールで一人ユニフォームの色が違うのはどうして?なぜなのか理由を調べた
ユニフォームの色が違う理由
バレーボールで1人だけユニフォームの色が違うのはリベロというポジションの選手です。
このリベロというのは守備専門の選手。
とにかくひたすら打たれた球をレシーブするだけのポジションで、他の選手とは違う色のユニフォームを着用しければいけないというルールがあります。
サーブを打つこともできません。
ローテーションでフロントゾーンと呼ばれる前衛の位置に来た時には、ネットより高い位置からのアタックもできません。
言葉では分かりづらいと思うので写真を用意しました。
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こういったネットの真下から、ネットよりも高くジャンプしてアタックすることができないんです。
画像写真の選手はウイングスパイカーの石井優希選手なのでOKとなります。
他のポジションと比べると不便なポジションだと思いがちですが、リベロだけの利点もあるんです。
後衛の選手と何度でも交代がOK!
6人制のバレーボールでは1セットにつき、6回まで選手交代が可能です。
しかしリベロはカウントされず、何回でも交代が可能なんです。
[the_ad id=”10″]ただし、あくまでも後衛の選手との交代のみです。
その他フロントゾーンと呼ばれる場所からトスを上げることも禁止されるなど、ちょっと複雑ですが、ルールを覚えるとより一層バレーボール観戦を楽しんで観ることできますよ。
レシーブだけだったらほかと比べて楽なポジションでは?
という声を聞くことがありますが、そんなことはありません。
ただひたすら守りに徹しレシーブするだけというのは得点するという喜びを味わうことができないので、そういった意味ではかなり辛いボジションでもあります。
余談ですが、全日本男子バレーの石川祐希選手が、イタリアのセリエAのラティーナで数回リベロとして出場したことがあります。
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これがその時のユニフォームです。
確かこの時はリベロだった選手がなんらかの理由で出場できず、武者修行としてラティーナに入部した石川選手が突然監督に指名されて出場しました。
試合後石川選手はインタビューで
『点を獲れないポジションの気持ちがやってみて初めて少しはわかりいい経験になった』
と答えていました。
また、リベロは素早い動きが要求されるので、自ずと身長の低い選手が起用されています。
これにより、身長が低くてもバレーボールを楽しむことができ、バレーボール人口の後押しに一役買っているともいわれています。
バレーボールは大好きだけど、身長が低くて続けることができない!
そんな悩みを持っている方は、一度リベロへの転向を考えてみてはいかがでしょうか。
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