人工知能(AI)で失くなる職業や仕事?10年20年後に消える働いてはいけない職種について
この先消えてなくなる職業とは?
オズボーン准教授の論文『雇用の未来』の中でコンピューターに代わられる確率の高い仕事として発表された職業は以下のとおりだ。
ランキングではないが、あまりにも多種多様な職種に私は空いた口が塞がらなかった。
- 銀行の融資担当者
- スポーツの審判
- 不動産ブローカー
- レストランの案内係
- 動物のブリーダー
- 電話オペレーター
- 給与・福利厚生担当者
- レジ係り
- 娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
- カジノのディーラー
- ネイリスト
- クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員
- 集金人
- パラリガール、弁護士助手
- ホテルの受付係
- 電話販売員
- 仕立て屋(手縫い)
- 時計修理工
- 税務申告書代行者
- 図書館員の補助員
- データ入力作業員
- 彫刻師
- 苦情の処理・調査担当者
- 簿記、会計、監査の事務員
- 検査、分類、見本採取、測定を行う作業員
- 映写技師
- カメラ、撮影機器の修理工
- 金融機関のクレジットアナリスト
- メガネ、コンタクトレンズの技術者
- 殺虫剤の混合、散布の技術者
- 技師政策技術者
- 測量技術者、地図作成技術者
- 造園・用地管理の作業員
- 建設機器のオペレーター
- 訪問販売員、路上新聞売、露天商人
- 塗装工、壁紙貼り職人
電話オペレーターは以前私が行っていた仕事。
友人知人には訪問販売員やデータ入力作業をしている人もいる。
レジ係や電話オペレーターなど単純作業などが失くなるのは分かる。
しかし銀行の融資担当者や金融機関のクレジットアナリストなど、高学歴で知的レベルの高い職種まで入っているのにはびっくりだ。
しかも今後10年から20年の間に消えてなくなる可能性は90%という驚きの数値がでているのだ!
予想外の速さで身近に忍び寄る人工知能化
人工知能の発達により今後私達の生活や仕事がどうなるのか一つの例を見てみよう。
2016年12月12日、コンビニストア大手のローソンとパナソニックは、共同開発したレジでの会計や袋詰めを自動化する装置『レジロボ』を実証実験を開始。
2017年2月現在、東京に住んでいる私も見たことはないが、数年以内には広がる可能性を秘めたシステムだ。
センサーの付いた専用のかごを使い、客は商品を入れる際に自分でバーコードを読み取らせる。
レジ脇に置いて画面を操作すると、自動で合計金額が表示され、店員とのやりとりなしで現金の授受ができる。かごの底がスライド式に開き、袋詰めも自動で行う。
店舗での仕事を約1割削減できる見通しで、店員不足の解消や昼間帯の混雑緩和に役立てる。
引用:http://www.sankei.com/
今後徐々に店舗数を増やし、2018年までには本格導入を目指すといっている。
ローソン以上の速さで先に進んでいるのが『アマゾン・ゴー』。
ネット通信販売でも有名なあの巨大企業Amazonだ。
2016年12月5日、食品や日用品など多種多様な商品を取り揃えたコンビニエンスストアをアメリカ・シアトルにオープン。
お客は事前にアマゾン・ゴーのアプリをスマホにインストールし、駅の改札のようなゲートにスマホをかざして入店。
もちろんコンビニ袋なんか用意されていない。
お目当てや気に入った商品をそのまま手に持った状態でお店を出たり、商品を自分のバッグに入れたままでも課金されるようになっているまさに画期的なシステム。
行列などの混雑なし
会計もなし!
アマゾン・ゴーではセンサーカメラやディーブラーニングなどの人工知能(AI)を利用し、客が手にする商品を全て管理。
棚に商品を戻したことまで把握でき、店を出た後にアマゾン・アカウントへと代金が請求されるようになっている。
このシステムの画期的なところは電子タグなどコストがかかる部分を使用していないこと。
これが実現することになればアルバイトの大学生や、引退後コンビニで働いている老年層の職を奪いかねない。
一つ一つ商品を手にとって数える年末の棚卸し作業もなくなるだろう。
人件費の削減にもなるので大手スーパーや百貨店も後を追うのは間違いない。
というかその日がやってくるのはもう近い。
アマゾン・ゴーでは従業員だけの実験的なこのサービスを、2018年からは一般にもオープンし、都心のファミリーマートでは顧客が自分で支払いを行えるセルフレジを導入し始めた。
最寄りのファミマに突如セルフレジが現れました。
身近でこういうことがあると、レジから人がいなくなる日もそう遠くないのかもしれないと感じます、、#ファミマ #セルフレジ #クレジットカード #キャッシュレス pic.twitter.com/j6OUBP2eEI— とーみね@陸マイラー (@miler_tomine) 2018年11月14日
駅の自動改札導入されたことにより職を失うJR職員がいたときとは比べ物にもならないほど革命的なシステムは既に始まっている。
今あなたが働いている職場は大丈夫ですか?