トルソワの強い理由や高得点スコアなのはなぜ?上手い4回転ジャンプの秘訣や秘密
14歳時にジュニアの公式大会であっさりと4回転トウループと4回転サルコウを成功させたロシアのアレクサンドル・トルソワ(Alexandra Trusova)選手。
女子では2002年に世界で初めて日本の安藤美姫(あんどうみき)選手が成功させましたが、トルソワ選手そのさらに上をいく一つのプログラムでで2本の4回転ジャンプを成功。
そして4回転ループはトルソワ選手が世界初。
また、2018年11月25日には練習で跳んだ4回転ルッツ-3回転ループのコンビネーションジャンプを成功させた瞬間の動画をインスタグラムにアップさせ世界を驚愕させました。
これがその時の動画です。
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このコンビネーションジャンプは基礎点が16.4点にもなる大技。
ループジャンプはアクセルジャンプの次に難しいとされるジャンプ。
これを4回転ルッツの後に成功させたんだからメディアはもう大騒ぎ。
シニアに上がって来たら女子フィギュア界の勢力図は一変。
表彰台はもちろんのこと、確実に優勝できるスコアを獲得できる技術力。
メドベージェワ選手やザギトワ選手とともに1位、2位、3位を独占する時代がやってくるかもしれません。
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トルソワのジャンプの上手い理由や高得点の秘密
- 生年月日: 2004年6月23日(14歳)
- 出生地: ロシアのリャザン
- 身長: 148cm
- 体重:不明
4回転ジャンプが跳べるのは確かに高得点につながる技術要素。
だからといって常に優勝できるわけではありません。
しかし、トルソワ選手は世界大会に連続して優勝。
- 2018年9月:ISUジュニアグランプリ JGPアンバー杯 221.44で優勝
- 2018年3月:2018年世界ジュニアフィギュアスケート選手権 225.52で優勝
- 2018年1月:ロシアジュニアフィギュアスケート選手権 212.09で優勝
- 2017年12月:2017/2018 ISUジュニアグランプリファイナル 205.61で優勝
- 2017年9月:ISUジュニアグランプリ JGPミンスク・アリーナ杯 196.32で優勝
- 2017年8月:ISUジュニアグランプリ JGPブリスベン 194.60で優勝
しかもただ優勝するだけでなく、年々総合スコアがアップしているんです。
1:柔らかい体
女子のフィギュアスケーターの体の柔らかさは当然のことですが、トルソワ選手は通常の選手と比べても更に柔らかい体を持ち合わせています。
柔らかい体はスピンの成功度と美しさをアップ。
出来栄え点を稼ぐことができるんです。
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2:膝と足首の柔らかさ
体を後方に反らして滑るクリムキンイーグルは宇野昌磨選手が得意とし有名になった技ですが、トルソワ選手も見事に決めています。
これは膝と足首の柔らかさがあるからこそできる技なのですが、女子でこの技をここまで綺麗に滑れるのはトルソワ選手だけでしょう。
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バランスの取れた美しい体型
人は若干O脚だったりエックス脚だったりと、真っ直ぐの脚の人は多くありません。
トルソワさんは幸運にも素晴らしスタイルをしており、度々テレビの解説者もそのことを口にするほどの美しさ。
バランスの取れた体は体の軸を安定させ難易度の高いジャンプが決まりやすくなります。
コーチ
トルソワさんの横にいるこの女性。
どこかで見たことありませんか?
彼女の名前はエテリ・トゥトベリーゼさん。
そう、現在アリーナ・ザギトワさんのコーチを努めている方で、過去にはエフゲニア・メドベージェワ選手も教えていた方。
トルソワさんはエテリ・トゥトベリーゼさんという世界一流のコーチの下でトレーニングを積んでいるからこそ、ここまで安定して高得点に繋がる演技ができるのです。
ちなみにモスクワに引っ越しする2015年までは、オルガ・シェフツォワさんという方の下でトレーニングを積んでいました。
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ご両親はお金持ち!?
父親や母親などご両親がどういったご職業をされているのか公にはなっていませんが、一般家庭より裕福なのは間違いないでしょう。
ロシアは先進七カ国ですが、長く悪い経済状態が続いている国家で、日本へ出稼ぎ労働者として来るほど生活に苦しんでいる方も多い国。
でもトルソワさんのインスタグラムを見ると、かなりのお金持ちである事が想像できるくらいリッチな写真がアップされているんです。
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不安要素
2018年11月現在3種類の4回転ジャンプを跳ぶことができるトルソワさん。
ジュニアの世界大会で連続優勝するなど順風満帆ですが、一つだけ不安要素があるとしたら年齢でしょう。
今後年齢を重ねるにつれ、大人の体に変化していくので体重増加が心配です。
実際に世界で初めて公式で4回転サルコウを決めた安藤美姫(あんどうみき)選手はジュニアの時代には連戦連勝で優勝しまくっていましたが、シニアに上がってからは調子は下降気味。
2010-2011シーズン以外は個人優勝の数は少ないかったんです。
エフゲニア・メドベージェワ選手もシニアに上がった頃までは軽やかなジャンプだったのですが、最近は少し重くなったように見えます。
宮原知子選手のように20歳までに大きな体型変化がなく、怪我もしなければフィギュア女王になるかもしれませんね。
将来が楽しみなトルソワ選手でした!
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